$大東建託 (1878.JP)$ が後場売り気配。同社は2日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を1250億円(前期比5.2%増)にすると発表した。市場コンセンサスは1292億円。
中期経営計画2年目にあたる今期は、人的資本経営の推進のもと、建設・賃貸・不動産開発などのコア事業強化と成長事業の拡大に注力する。年間配当予想は株式分割を考慮しない場合685円(前期は714円)となる。
併せて発表した、25.3期通期の連結営業利益は1189億円(前期比13.4%増)だった。建設事業の利益率改善やZEH賃貸住宅販売の伸長した、不動産賃貸事業におけるハウスコムの完全子会社化、不動産開発事業でのアスコットの取得など、成長投資を実施した。この結果、増益となった。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。